なんて思ってる前に一品、譚さんからスペシャル・プレゼント。それがなんと「奶黄包」、卵の黄身餡入りの蒸し饅頭です。
ちなみに「元宵節」には「元宵」、つまりは「湯圓」を食べる風習があります。家族の団欒と幸福を象徴するもので、元宵節には欠かせない。「湯圓」というは餡入りの団子のこと。それにちなんで広東風味ってことで黄身餡の蒸し饅頭、ってことなんですね。
熱々の蒸し饅頭ですから、いきなりかぶりついたりすると中から熱々の餡が飛び出して舌を火傷、なんて経験、これまで何度もありますから、用心用心。頃合を見計らってから割ってみたら、餡の定、黄色い餡がたっぷり。濃密でねっとり、こってりの旨さ。甘味たっぷり。なのに、決してくどくなんかない。広東式の甜点心の美味を堪能したのでありました。