2008/12/16

『Oily Boy』

風邪なのかどうか、数日、寝込んでしまいました。

 さて、『OILY BOY』。
 すでに本屋の店頭で見かけた方もいらっしゃるかも。オヤジ向けの『popeye』です。創刊当時そのままの表紙もさることながら、主にファッションを中心にした最新の情報、諸々のウンチクの再確認などですが、そのレイアウト、デザインは、昔のまんま、あの頃のあの感じがまんま復活。

 本屋の店先で隣に並ぶ男性誌とは、表紙、デザイン、レイアウト、さらにその内容、なんだか異色、というか、異質。アナクロな感じがしないでもない。けど、今の雑誌にないものがある。そう、ここ最近の『暮らしの手帖』や『四季の味』なんかに通じる世界。
 これ、もしかして、これ、オヤジよりも、若い連中に受けるのかも、なんて思ってたら、他からもそんな話が。

 その『OILY NBOY』の編集に関わったMさんから誘われて私も同誌に登場。
「『今度、“OYAJI POEPEYE”が出るんですよ、オヤジ向けの『popeye』。エージさんもなんかやんない?」なんて話を聞いたのは今年の夏。で、色々企画が持ち込まれ、二転三転、結局落ち着いたのは「東京の最新中国料理事情」という食のコラム。

 そうです、昔の『popeye』』のコラムの感じ。見開き2ページでの登場です。
 昔と違うのは、縦割りのレイアウトが横並びになったことでしょうか。
 当初、私としては「東京の最新中国料理事情」のコラムってことじゃなく、一軒一品豪華主義で、見開き2ページなら、二軒二品なんて心積もり。

 「う~ん、やっぱ、コラムっぽいのがいいから、五軒、五品かな。店によって二品もあり、なんてのもいいですけど」と編集のMさん。
 「それより、去年の暮れ、教えてくれたでしょう?ほら、吉祥寺の「竹爐山房」出身の千秋さんが経堂で始めた「彩雲瑞」。あん時、言ってたじゃない、あの頃の名店にいた若い料理人が、今、店主になって、話題になってるって。そんな世代交代の情報なんかも入ると、おもしろいかな?」。

 なんてことから、5軒、五人の料理人を選び出し、紹介ってことになりました。その結果が『OILY BOY』の「東京の中国料理最新情報」です。