2008/12/27

踏入冬季~12月の「赤坂璃宮」銀座店の1

 クリスマスはいかがでした?
 私はちょいと早い目にかみさんの中国語仲間の忘年会にひっぱり出され、メリー・クリスマスを楽しみました。その場所、なんと『赤坂璃宮』の銀座店。

  「(広東地方の)家郷菜がおもしろいんだよ。譚さん、おもしろい料理人、引っ張ってきたから。エドモンドにいた袁(國星)さんなんだけど、香港の味、香り、バッチリ。香港のホテル系統じゃなくって街中の高級店とか、老舗の懐かしい昔の味がするから!炒めものにはちゃんと「鑊気」があるし、なにしろ「軽い!」から」なんて話しを聞いてるばかりじゃつまらないと、うちのかみさん。

 嬉しいことに、かみさんの中国語の先生の遠藤奈々さん、このブログをチェックしてくれているそうでかねてより「赤坂璃宮」銀座店の料理に興味津々。なんてことから中国語教室の忘年会の場所は同店に決定。

 つい最近、香港旅行にでかける知人のために店選び、コースの組み立てを考えたといううちのかみさん。夫婦して似たようなことをやってるのがなんとも可笑しいですが、頼まれたコースを組み立ててるうちに「香港に行きたい!「福臨門」の家郷菜も素敵だけど、「陸羽茶室」の夜の食事みたいな「家郷菜」が食べた~い!」なんてモードで頭の中がいっぱい。

 そんなかみさんに言わせれば、私が選ぶ料理、組み立てるコースは「肉、肉、肉のオンパレード」だそうで、女性客には「向いてないワ!」とキッパリ。ということで、今回の忘年会のコースの組み立て、メニューの選択はうちのかみさんがプランを練りました。

 なんてことより、12月の「赤坂璃宮」銀座店のメニュー報告。年が明けない内に済ませたいとまずい!  さて、今月の「赤坂璃宮」銀座店のメニュー報告。まさしく「踏入冬季」、冬の季節の訪れを物語る「家郷菜」が並びました。











 まずは、前菜の「璃宮焼味盆/焼きもの盛り合わせ」。
 焼き物はおなじみの品。ですが、今月は甘い味わいの「叉焼」、それにも増して窯焼きの合鴨の「焼鴨」がことのほか旨かった。皮はパリっと「脆」。噛み締めるとジューシーな肉の味わいが、あふれ出す。「脆」にして、肉はジュ-シーなのは、焼き窯ならではのこそのもの。素材の「合鴨」も、クセがなくって、純な味わい。いつもは皮付きバラ肉の焼き物に夢中のi-podさんが「これ、凄く美味しい!」と、絶賛でした!