2006/12/29

小杬公菜館のメニューの一部


 これが「小杬公菜館」のメニューの一部。メニューを開くと最初のページに「海鮮巨覇」とあり、さらにページをめくると「小杬公菜館」の新鮮な魚介の一覧がある。
 その筆頭は「老鼠斑」、次いで「紅斑」。それから「蘇眉」となっている。
 立魚、つまり鯛類は半ば以下に登場する。しかも、魚の最後近くだ。
 香港の鯛は、生息地域が違うこともあってか、形態、みかけは鯛でも、肉質は異なり肉質は「ゆるい」という印象を受ける。

 沖縄の市場で、階上に魚介を料理する店があって、ベラ類の魚を食べたことがある。
 「塩煮」ということで、塩味で煮込んだものだったが、肉質がはらりと崩れる柔らかさに驚いた。
 香港の鯛は、肉質が緻密だったが、その「はらり」の感触はないい。
 あの「はらり」の感触は南方の海に生息するベラ類の魚の特徴、なのだろうか。