2009/08/22

閑話休題~蒸し暑い夏。今年もいつもと違う変な夏。去年よりも変な夏。

 中津川での「09椛の湖フォークジャンボリー」から戻ってしばらく、後遺症に。
 エンケンこと遠藤賢司、加川良、あがた森魚の歌に刺激され、朝日新聞の原稿を書き終えた後は、アルバムを洗いざらい。

 それより、ジャンボリーの大半は暴雨に見舞われてのこと。取材に同行したNさんが用意してくれた簡易椅子に座り、ポンチョをかぶって暴雨対策は万全。ところが、斜面に椅子を設置したこともあって、前屈み状態を長時間強いられることになって、腰がアウチ!

 腰痛からリカバーした後は、新木場での野外コンサートのワールド・ハピネス・2009へ。高野寛、ASACHAN&巡礼、いとうせいこう率いるザ・ダブ・フラワーズがグッド。ムーンライダーズはあら還オヤジ集団の底力と心意気をみせ、YMOも懐かしい作品で楽しませてくれました。

 そんなところで夏のコンサート通いはしばし休息。
 旨いもん食いたい、なんて思いながら、これまでミュージック・マガジンに書いてきたルポやインタビューをまとめた本をなんてことになり、しばしの間、ミュージック・マガジン通い。いろいろ食事の誘いなどもありましたが、涙を飲んでパス状態。

 救いは埼玉の東松山の農業、加藤紀行さんが送り届けてくれた各種の茄子、苦瓜、胡瓜に唐辛子。昨年もそうだったように、今年の夏もなんだか変。去年以上に変です。しかも、梅雨が明けないような蒸し暑い日々が続いて、食欲は・・・・ま、相変わらずなんですけど。

 この季節、体が求めるものがある。体の熱気を下げてくれて、体を浄化し、爽快な気分にしてくれるのが茄子、胡瓜、苦瓜、唐辛子。しかも、加藤さんが育てた野菜は美味しくって風味が豊か、という以上に頑丈で逞しいですから、鋭気が漲ります。

 ミュージック・マガジンがあるのは神田の神保町。しかも、通りを隔てたところに長年の馴染みの店があります。幸か不幸か、神保町に通った日々はお盆の真っ最中。当然、馴染みの店はお盆の休みってことで、諦めもつきました。

 ですが、お盆の休みが終われば営業再開。なんてことでその誘惑、頭をもたげて、気もそぞろ。とうとう、その誘惑にまけて馴染みの店に出向きました。