2010/04/15

春の広東小菜が満開~10年3月の「赤坂璃宮」銀座店の7

デザート各種の中から選んだのは、今回も「喳咋」。
もちろん、冷製じゃなくって温かいの。
お腹が落ち着きますから。

 その登場を待つ間、登場したのが「さくら饅頭」。
 みるからにしっとりとした皮のほのかな桃色は、桜の葉をおりこんであるからでしょうか。 ですけど、まるで薯蕷饅頭、そのままの見かけ。

 「これって、饅頭だよね。中華の饅頭じゃなくって、日本の薯蕷饅頭!」
 「でも、違いますよ、中味の餡が。胡麻餡なのかな?こんな餡、日本の饅頭じゃありませんから」。
 言われてなるほど、中味の餡の味、濃厚な味、まさしく中華の点心でした。でも、中味の餡はともかく、見かけこんなに日本の薯蕷饅頭まんまの饅頭、香港で出会ったことなし。私は初体験。
 日本の薯蕷饅頭、私の好みなんですが、これほど張りがありながら、舌触りしっとりの皮、餡が旨くて香り豊かな薯蕷饅頭、近頃であったことなかったもんで大感激。
 今度、正式な名前、それにしっとりの皮の秘密、久保田さんに尋ねなきゃ!
 そして「喳咋」。久保田さんの「喳咋」に出会って、はまりつつあるこの頃です。