本日は春節。農歴、日本でいうなら旧暦の1月1日であります。
新年を迎えたのも束の間の話。あっという間に日々が過ぎてしまいました。
神戸生まれ、神戸育ちですから、子供の頃は15日の小正月の日に松飾りを焼くまでは松の内でした。それが東京、というか関東では、7日には松飾りや注連縄を降ろしてしまうんですね。それに7日を過ぎれば、新年の賀状の挨拶が寒中お見舞いに代わる、なんてのも東京に来てから知りました。
香港かぶれの私としては、農歴の1月1日、春節を迎えるまで、正月気分でぐだぐだと過ごしてしまうのが例年の常。今年もいつもと変わらずぐだぐだのまま、今日まで過ごしました。
もっとも、ニール・ヤングの『シュガー・アウンテン・ライヴ・アット・ザ・カンタベリー・ハウス・1968』にどっぷりはまって、ニール・ヤングの目ぼしいアルバムを総ざらい。NHK-BSで放映されたBBC制作の『みんなロックで大人になった』の監修引き受けた名残、余韻をそのまま引きずったまま、古いCDの整理もはじめたら、あれもこれもと総ざらい。
で、ここ最近はまっているのが発売されたばかりのザ・キンクスのボックス・セットの『ピクチャー・ブック』。こいつが凄い。
おまけにたまたま覗いた本屋の文庫本のコーナーで、羽田雄平の与一郎シリーズ『家老脱藩~与一郎江戸へ』が文庫化されてるのをめっけ。時代小説モードがぶり返しはじめた。
こうやってぐだぐだしながら、節分を迎え、ようやく新年の気分が抜ける、といういつもながらの私であります。