2007/06/30

周中~好朋友回來東京(1)


 以前にこのブログで紹介し、文藝春秋の別冊号でも紹介した周中が来日中だ。
  昨年、白金台のプラティナ通りの「周中菜房~白金亭」の総料理長に就任して以来、料理内容の監修、料理の直接指導のために頻繁に日本にやってくる度、出会って旧交を温めてきた。
 今回は香港で出演中のTV番組で、映画化もされて周自身も出演した「美女厨房」(香港グーグルで検索すると番組の一部を見ることが出来る)にちなんだランチ・コース、「美食同源~食べて美しくなる」をテーマに~女性に贈る夏のアンチエイジング~を始めたそうで「試食会をやるから、こないか?」との誘いを受け、出向いた次第だ。
 まず「開胃酒/アペリティフ」ってことでチャイニーズ・サングリア。乾果と香辛料入りのリキュールってことだったが、私には甘味が強すぎて、もったり。「開胃」ってことならブラディ・メリーで胃をこじ開けたいところだが・・あ、そか。それだと薬膳効果ははなし? けど、トマト・ジュース、たっぷりなんで。。。ヘルシー?でもないか。
 そして、点心3種、3品。苦瓜を素材に使った点心。緻密な作りで、調味料をつけて食べる必要がないほど、味はしっかりしている。が、香りがいささか乏しく、インパクトも薄れ気味だ。
 以後、「鱶鰭の姿煮キャロットソース、パールパウダー添え/珍珠粉 甘笋排魚翅」、「帆立と山芋の梅肉炒め/梅子炒鮮淮山扇貝」、「冬瓜の変わり蒸し スッポンと鮑を詰めて/白玉蔵水魚鮑」、「七種野菜の烏龍茶漬け/烏龍茶雑菜」、「トマトと伊達地鶏の冷やしそば ハーブオイルの香り」と料理が続き、デザートが「豆乳杏仁豆腐とパールマカロン」で、締めくくりは「チャイニーズハーブ・ティ 青」。 以上の中で印象に残ったのは「鱶鰭の姿煮キャロットソース、パールパウダー添え/珍珠粉 甘笋排魚翅」と「冬瓜の変わり蒸し スッポンと鮑を詰めて/白玉蔵水魚鮑」だ。
 
画像は「鱶鰭の姿煮キャロットソース」です。