2007/01/05

陸羽茶室の飲茶のメニュー


とーとつですが陸羽茶室の飲茶のメニュー。ざら半紙に赤字で印刷、というのは昔から。これは2003年10月11日から17までのもの。メニューは週替わりってことになってますが、確か新年と春節の時は、期間延長だったはず。これはテーブルの上に置いてあるが、昔はこれ以外にこれよりも版が大きい正方形のものも用意されていた。
 週替わりとはいっても、半分以上は、常に変わらない定番ものばかりだ。が、蝦餃にしろ、叉焼包にしろ、みかけは(古)ボケてても、素材吟味で、味わいも風味豊かである。
 煎粉菓連湯、など、揚げた粉菓をスープに浸して食べる、なんて点心があるのは陸羽だけだろう。
 鶏球大包も、陸羽のものはいたって上品で洗練されてる。

 上環の得雲、高陞、北角の十大、油麻地の豪華などなど、とおの昔になくなってしまった茶樓、茶室の鶏球大包は、赤ちゃんの頭ぐらいの大きさで、骨付きの鶏肉だけではなく、鹹蛋まで入っていた。肉体労働に従事するものにとって、格好の朝食だった、という話に納得したものである